芸能人

芸能人や推しが夢に出てくるのは、自分があこがれている光の形を、夢がその人の姿を借りて見せているからと読まれる。舞台や画面の上で輝く人は、「こうありたい」「見てもらいたい」という自分の願いを映す鏡になる。夢の中の推しは、推しの本心を届けに来たというより、今の自分の中で育っている憧れと、まだ表に出ていない自分の力を連れてくる。読み分けの鍵は、誰が出てきたか、どう接してくれたか、目が覚めたときの気持ち。
芸能人が夢に出てくる意味
夢占いでは、芸能人は理想の自分の姿。その人の明るさ、才能、堂々とした振る舞い。夢に出てきた人が持っているものは、自分がいま欲しいと思っているものか、自分の中に眠っていて、まだ使えていないもの。人から認められたい、注目されたいという気持ちが強くなっている時期にも出てくる。
読み分けの鍵は三つ。
- 誰が出てきたか:大好きな推しか、たまたま知っている人か、苦手な人か
- どう接してくれたか:親しげだったか、遠くから見ていただけか、冷たかったか
- 目が覚めたときの気持ち:嬉しさが残っていたなら、その高揚は今日の自分を動かす燃料になる
状況ごとの読み
推しが夢に出てくる・何度も出てくる
毎日のように推しのことを考えていれば、夢に出てくるのは自然な流れ。夢占いでは、推しの夢が続くのは心が満ちていて、あこがれが自分を前へ押している時期。一方で、現実の疲れから逃げ込む場所として推しを求めているときにも続く。夢の中の自分が楽しそうだったか、すがるようだったかで見分ける。
芸能人と話す夢
話す夢は、誰かに伝えたい思いがある知らせ。自分の考えや気持ちを外へ出したくなっている。会話が弾んだなら、人に話しかけていい流れが来ている。何を話したか覚えていたら、その言葉は、自分がいちばん言ってほしかった言葉。
芸能人と友達になる夢
あこがれの人と並んで笑っている夢は、人付き合いの運が上向いている知らせ。新しい出会いや、今まで遠く感じていた人との距離が縮まる時期。
芸能人とキスする夢
夢占いでは、芸能人とのキスは自分を認められるようになってきたしるし。あこがれの光に、自分がふさわしいと感じはじめている。唇の感触まで残るリアルな夢だったなら、その自信は思っているより深く根を張っている。
芸能人とハグする・イチャイチャする夢
誰かに受け止めてほしい、甘えたい気持ちが強い夢。張りつめた日が続いたあとに見やすい。抱きしめられて安心できたなら、心は休む場所を見つけている。
芸能人と付き合う夢・告白される夢
理想の恋の形が、自分の中ではっきりしてきた夢。告白されて嬉しかったなら、自分の魅力に気づきはじめている。既婚者や恋人のいる人が見たなら、今の暮らしに足りないときめきを、夢が推しの姿で補っている。今の相手と別れる知らせではない。
芸能人・推しと結婚する夢
推しと結ばれる夢は、推しに重ねている理想へ近づきたい気持ちの夢。→ 結婚
推しが結婚する夢
ショックで目が覚めた人も多い夢。夢占いでは、推しの結婚を見送る夢は、好きの形が次の段階に移る夢。泣いたなら、それだけ大事にしてきた時間がある。祝福できていたなら、あこがれは自分の足で歩く力に変わりはじめている。
芸能人が家に来る・芸能人の家に行く夢
芸能人が自分の家に来る夢は、思いがけない幸運が舞い込む吉夢。家は自分自身の姿で、そこへ光が訪ねてくる。芸能人の家に行く夢は、新しい人間関係や、今まで入れなかった場所へ招かれる知らせ。→ 家
芸能人に会う・見かける夢
街角で推しを見かける、会場で目が合う夢は、チャンスが近くまで来ている知らせ。声をかけられたなら、自分から一歩出ていい。遠くから見ていただけなら、あこがれを形にする準備をしている途中。
嫌いな芸能人・興味のない芸能人の夢
苦手な人が出てくる夢は、自分の中の、認めたくない一面の姿。その人のどこが嫌いかを思い出すと、自分が抑えているものが見えてくる。興味のない芸能人なら、その人の役柄や雰囲気のほうに意味がある。明るい人なら明るさを、落ち着いた人なら落ち着きを、今の自分が必要としている。
亡くなった芸能人の夢
亡くなった芸能人が出てくる夢は、その人が残した作品や生き方から、受け取るものがまだある夢。笑顔だったなら、その人の明るさが自分の中で生きている。→ 亡くなった人、葬式
推しが夢に出てこない・推しの夢を見たい
会いたい気持ちが強すぎると、心が張りつめて、かえって夢に出てきにくい。昔の人も、恋しい人を夢に見るために袖を返して眠った。まじないの話は 好きな人 に。
初夢に芸能人・推しが出てきた
年の初めの夢に推しが出てきたなら、その一年、あこがれが自分を引っぱってくれる。推しと付き合う初夢なら、自分を好きになれる年の始まり。初夢の縁起は 富士山 に。
推しの夢と、推しの気持ち
「推しが夢に出たのは、向こうも自分を思っているから?」と検索する人は多い。万葉の頃の人は、恋しい人が夢に現れるのは相手が想ってくれているから、と考えた(好きな人)。ただ、それは互いに顔を知っている二人の話。画面の向こうの推しの夢は、推しの心より、推しを想う自分の心の通い路になっている。
推しを想う時間が、そのまま夢で会える時間になった。そう受け取れば、夢で会えた朝は、それだけで一つの贈りもの。推しの夢のあと、推しのように姿勢を正してみる、推しが好きだと言っていたものを手に取ってみる。あこがれは、真似した分だけ自分の中に根を下ろす。
現実で芸能人に会ったとき
- 街で偶然会った:スピリチュアルでは、強い光を放つ人と行き合うのは、自分の波長もそこまで上がってきている知らせと読まれる。運気の上がり目、転機の前触れとされる
- 何度も会う:同じ方向へ向かう流れに、自分が乗っている
- 神社で会った:京都・嵐山の車折神社には、芸能の神をまつる芸能神社があり、芸能の道を歩む人たちが参る。芸名や劇団名を書いた朱塗りの玉垣が、4千枚以上並んでいる。推しの名前を探しに訪れるファンも多い
芸能の縁起
- 天宇受売命(あめのうずめのみこと):天照大御神が天の岩戸に隠れて世が闇になったとき、岩戸の前で舞い、神々を笑わせて光を取り戻すきっかけを作った女神。芸能の祖神とされ、車折神社の芸能神社は、昭和32年にこの神を分けてまつった社。人を楽しませる芸は、そもそも隠れた光を呼び戻すためのものだった。→ 太陽、神様、神社
- 贔屓(ひいき):推しより前、好きな役者は「ひいきの役者」と呼ばれた。「贔屓」はもともと中国の言葉で、大きな力をふるうさまを表した。明の楊慎は、龍が生んだ九匹の子の一匹を贔屓と呼び、亀に似た姿で、重いものを背負うのが得意だと記している。中国の大きな石碑の台座の亀は、この贔屓とされる。力を出して支えることから、やがて誰かに肩入れする意味になった。推しを支える気持ちは、石碑を背負う龍の子の力と同じ字で書く。→ 龍、亀
- 歌舞伎のにらみ:江戸の歌舞伎には、ある名跡の家に代々伝わる「にらみ」という芸がある。役者が目を大きく見開いて客席をにらむと、にらまれた人は一年、病気をしない、風邪をひかないと言われてきた。舞台の人の力は、見る側に福を分けるものと信じられていた
タロットでは
芸能人そのものを描いた札は無い。光を浴びる人、あこがれの像を描いた札を挙げる。
- 星:八本の光を放つ大きな星と、七つの小さな星の下で、裸の女性が二つの水瓶から水を注いでいる。ウェイトは、この札の言葉を「惜しみなく与えられる命の水」「霊の賜物」とした。英語で人気者を「スター」と呼ぶように、推しの夢のあとにこの札が出たなら、推しから注がれた光は、自分の中の渇いた土をもう潤している
- ワンドの6:月桂冠をかぶった騎手が、冠を結んだ杖を掲げて進み、杖を持った人々がそのそばを歩く。ウェイトは、勝利の凱旋であり、大きな知らせであり、望みがかなって冠をいただくことだと書いた。喝采の中を進む推しの姿であり、いつか自分が受ける拍手の姿でもある
- カップの7:雲の上に七つの杯が浮かび、それぞれに顔、城、宝石、月桂冠などが入っている。ウェイトは、幻の杯、思い描いたものの像、鏡に映るものと書いた。推しの夢はこの杯の一つで、覗きこんだ像の中から、自分が手に取るものを一つ選ぶ
夢で推しに会った朝は、嵐山の玉垣のように、推しの名前を心の中に一枚掲げておく。その朱色の板の隣に、いつか自分の名前を並べたいと思えたなら、あこがれはもう自分の道になっている。

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好きな人・結婚・指輪・葬式・亡くなった人・知らない人・家・太陽・星・神社・神様・龍・亀・富士山
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大アルカナから一枚。
