結婚

結婚の夢は、自分が新しい何かと結ばれて、生まれ変わる夢として読まれる。夢占いでは、結婚は現実の結婚の予告というより、新しい生活、新しい立場、新しい考え方と一つになる転機の印。だから結婚の予定がある人にも、相手のいない人にも、結婚を終えた人にも同じように出てくる。読み分けの鍵は、相手が誰だったか、式の空気、そして目が覚めたときの気持ち。
結婚が夢に出てくる意味
夢占いでは、結婚は結びつき・約束・生まれ変わりを表す。二つのものが一つになり、それまでの自分とは違う暮らしに入っていく。仕事が変わる、住まいが変わる、大事な約束を交わす。そういう切り替わりの前後に見やすい。
読み分けの鍵は三つ。
- 相手が誰だったか:知っている人か、知らない人か、顔が見えなかったか
- 式の空気:明るく祝われていたか、慌ただしかったか、重苦しかったか
- 目が覚めたときの気持ち:嬉しかったなら、変わる準備が自分の中で整っている。嫌だった、逃げたかったなら、何かに縛られることへの抵抗が表に出ている
状況ごとの読み
自分が結婚する夢
幸せな式だったなら、運気が上向く吉夢。自分の中で、望んでいたものと結ばれる流れが来ている。恋愛のことに限らず、仕事や住まいで「これだ」と思えるものに出会う時期。
相手がわからない・知らない人と結婚する夢
顔の見えない相手、知らない人との結婚は、まだ出会っていない自分との結びつき。新しい出会いを待つ気持ちの表れでもある。知らない相手なのに幸せだったなら、これから出会うものを受け入れる準備ができている。→ 知らない人
恋人・彼氏と結婚する夢
相手との関係を、もう一歩深めたい気持ちの表れ。夢の中の二人が穏やかだったなら、その気持ちは二人の間で育っている。式の最中に不安が大きかったなら、言葉にできていない心配が自分の側にある。
好きな人と結婚する夢
片思いの相手と結ばれる夢は、その人への思いが自分の中で大きくなっている知らせ。同時に、その人が持っている何か(明るさ、落ち着き、才能)を、自分も手に入れたい気持ちの表れでもある。→ 好きな人
芸能人・推しと結婚する夢
あこがれの相手と結ばれる夢は、その人に重ねている理想に、自分が近づきたい気持ちの夢。推しの結婚を見送る夢なら、好きの形が次の段階に移っている。→ 芸能人
元彼・元カノが結婚する夢
ショックで泣いて目が覚めた人も多い夢。夢占いでは、相手の結婚を見届ける夢は、その人との時間が自分の中で区切られていく夢。泣いたなら、それだけ大事な時間だったということ。未練がないのに見たなら、過去をきれいに手放せた知らせで、自分にも新しい流れが来ている。→ 元彼、元カノ
元彼と結婚する夢
終わった関係の中に、まだ受け取りきれていないものがある夢。その人と過ごした頃の自分を、今の自分が取り戻したがっている。→ 元彼
友達が結婚する夢
「正夢になるのか」と検索されることが多い夢。夢占いでは、友達の結婚は、その友達との関係や、自分自身の状況が変わる知らせ。祝福できていたなら運気が上向いている。寂しさが残ったなら、置いていかれる不安が自分の中にある。→ 昔の友達
既婚者・離婚した人が結婚する夢
今の相手ともう一度結婚する夢は、二人の関係を結び直す時期。別の人と結婚する夢は、今の暮らしの中で足りないもの、取り戻したいものを見せている。その人が持っていた雰囲気が、答えの手がかり。→ 旦那、浮気
離婚したあとに見る結婚の夢は、前の相手とのことより、自分の暮らしが新しい形に結ばれ直していく夢。式が明るかったなら、次の時期はもう始まっている。→ 離婚
結婚を反対される夢
親や周りに反対される夢は、自分の決めたことに、自分自身がまだ迷っている知らせ。反対を押し切れたなら、進む力は育っている。→ 父親、母親
結婚を嫌がる・式から逃げる夢
縛られること、自由を失うことへの抵抗。結婚の話に限らず、今の仕事や役目に、窮屈さを感じているときにも見る。逃げ切れた夢なら、自分の気持ちを大事にしていい時期。→ 追いかけられる
準備が間に合わない・式に遅刻する夢
変化の前で、心の準備が追いついていない夢。大事な節目が近いときに見やすい。間に合った夢に変わったら、自分の中の支度が整ってきた。→ 遅刻
結婚式に参列する夢
他人の門出に立ち会う夢は、周りでいい知らせが続く吉夢とされる。自分の生活にも、祝いごとの空気が入ってくる。
プロポーズされる夢・婚約破棄の夢
プロポーズされる夢は、誰かに認められたい、選ばれたい気持ちの表れで、周りから評価される時期を告げる。婚約破棄の夢は、約束や計画を見直したい気持ちの夢。無理をして進めていることはないかを見る日に。→ 指輪
ウェディングドレス・白無垢を着る夢
花嫁衣装は、それまでの自分を終えて新しい自分になる装い。着ていて嬉しかったなら、生まれ変わる準備が整っている。白無垢の白の読みは 白 に。
同性と結婚する夢
その人の持っている性質を、自分の中に取り入れたい夢。あこがれている面、自分に足りないと感じている面が、結婚の形で出てくる。
言い伝えと縁起
- 大安:六曜のひとつで、一日中なにごとにも吉の日。婚礼や入籍の日として選ばれてきた
- 天赦日と一粒万倍日:天赦日は、天がすべての罪を赦すとされる、暦の上で最上の吉日。年に数回しかない。一粒万倍日は、一粒の籾が万倍に実るとされる日で、物事を始めるのに向く。この二つや大安が重なる日は、入籍の日として人気がある
- 三三九度:神前式で、新郎新婦が小・中・大の三つの盃で御神酒を三度ずつ交わす儀式。室町時代の武家の酒礼が元とされ、江戸時代に婚礼に取り入れられた。杯を交わして、二人と両家を結ぶ
- ジューンブライド:6月の花嫁は幸せになる、という西洋の言い伝え。英語の June は、ローマ神話で結婚をつかさどる女神ユノ(Juno)に由来し、6月の結婚はこの女神に守られるとされた
タロットでは
- 恋人:大アルカナの6番。空に太陽が輝き、大きな翼の天使が両腕を広げて、裸の男女を見下ろしている。男の後ろには十二の実をつけた生命の樹、女の後ろには蛇が巻きつく知恵の樹。ウェイトは、この札を古い「結婚」の札に代わるものとして描いた。結ばれること、選ぶことの札
- カップの2:若い男女が向き合って杯を交わし、二人の杯の上に、ヘルメスの杖と翼の間の獅子の頭が浮かぶ。結びつきと和合の札で、杯を交わして契りを結ぶ絵は、三三九度とも重なる
- カップの10:空にかかる虹に十の杯が並び、それを見上げる二人と、そばで踊る二人の子ども。遠くには家がある。心から満ち足りた暮らしを表す札。結婚の夢を見た日にこの札が出たなら、自分にとっての満ち足りた形が、もう見えはじめている

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大アルカナから一枚。
